本日は、陶器と磁器の違いについてです。
“やきもの”と言えば、和食器すべてに使われていますが、大きくは磁器・陶器と分けられています。
◎主な違い
磁器 | 陶器 | |
生地 | 石 | 土 |
吸水性 | ない | ある |
透光性 | ある | ない |
焼き上げる温度 | 1300~1400度 | 900~1200度 |
おもな産地 | 有田焼、伊万里焼、九谷焼、清水焼など | 瀬戸焼、美濃焼、萩焼、唐津焼、一部の京焼など |
やはり大きな違いは、陶器はカオリンを含まない粘土(土質)を低温で焼いて作られるのに対し、磁器は長石が主成分を成している磁土を高温で焼いて作るところです。
吸収性がある陶器は、扱い方に特に気を付けなければいけません。臭いやシミ・カビの原因となってしまいます。


ちなみに、ウエッジウッドやロイヤルコペンハーゲンはボーンチャイナといわれるもので磁器の種類です。
色々な器を見て、気に入ったものを大切に使いたいですね

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2011.05.31 / Top↑
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